-独禁法マーケティング- Antitrust Law Marketing

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競争法から進歩法へ

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 独占禁止法は、

1.公正且つ自由な競争を促進し、

2.事業者の創意を発揮させ、事業活動を盛んにし、

3.雇傭及び国民実所得の水準を高め、

以て、

4.一般消費者の利益を確保するとともに、

5.国民経済の民主的で健全な発達を促進

することを目的としています。(独禁法第1条

 独禁法により、競争を促進することによって、事業者の創意は発揮され、事業活動も盛んになり、

 そして、そのことによって、雇用水準や国民所得水準は高まって、一般消費者の利益は確保され、国民経済が健全に発達すると、独禁法は考えているのでしょう。

 とりわけ上記1.の面が強調されて、独禁法は「競争法」と呼ばれる場合もあります。

 しかし、「競争」という言葉は、日本ではポジティブな意味というよりも、忌まわしいイメージを持たれる場合が多いようです。

 「和を持って尊しとする日本古来からの美徳に反する!何が競争だ!」という感じでしょうか。

 「競争は悪いこと、取引先や系列関係者のみならず、ライバル等とも仲良くして相談しながらやることがよいこと

(但し、ビジネス上でこれをやると、独禁法上は、「不当な取引制限」等にあたる場合が出てきます。)。

競争よりも、周りの空気を読むことが大事。KY(空気読めない)が一番悪い!」

的文化があるからなのかもしれません。

 そういう文化的な面が独禁法マインドを根付かせにくい環境のひとつになっているのかもしれません。

 そこで、独禁法を悪しきイメージが根付いてしまっている「競争」という言葉を冠する「競争法」と呼ぶのではなく、

「進歩法」と呼ぶというのはどうかと思っています。

 独禁法1条上の「公正且つ自由な競争を促進し」(上記1.)ではなくて、

「事業者の創意を発揮させ、事業活動を盛んにし」(上記2.)の方を強調して、

「進歩法」と呼ぶわけです。

 「創意を発揮し、ビジネスを盛んにする」は、「進歩」をイメージさせます。

 だから、「進歩法」なわけですが、こちらの方が「競争法」よりも、イメージ的に好い感じを与えるような気がします。

 そして、その進歩を促進する方便として、「競争」があると考えるわけです。

 独禁法が阻止しようとしている、

競争停止(価格カルテル等によって、価格競争をしない等のこと)や

他者排除(不当手段によるライバル蹴落とし等)、

優越的地位濫用等により、

競争状態がなくなる(競争減殺的状態)とどうなるでしょうか?

 まず、価格を下げなくてよくなります。

 ライバルを蹴落とし又は、取引先等のみならずライバル等とも仲良くして、あるいは取引先やライバル等を手中に収めて、

事実上、価格等をいかようにも操作できるようになっているわけですから。

 このような状態になると、能率改善(進歩)等をしてコストダウンをしよう等のインセンティブが働かなくなるのが通常でしょう。

 また、品質改善(進歩)等をしようとするインセンティブも働かなくなるものと思われます。

 つまり、「進歩」がストップするということになります。

 競争減殺状態等を阻止するというのが独禁法のひとつの目的なわけですが、

競争減殺状態等を阻止するということは、以上から「進歩を促進する」ことだというように考えてもいいと思います。

 競争という方便を使いながら、進歩を促進しようとしている法が、独禁法であるというイメージが熟成されれば、イメージがよくなって、日本にも、独禁法マインドが根付くのではないかと考えたりしています。

 ともあれ、早いもので、もう今年も終わりですね。

 来年は皆様にとって、「進歩の年」であることを祈念致したいと思います。

 よいお年をお迎え下さいませ。

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